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温室効果ガスを宇宙から監視するセンサー(TANSO-3)に当社技術で貢献

当社が貢献した温室効果ガス・水循環観測技術衛星「GOSAT-GW」がH-IIAロケット 50号機で6月29日に打上げられ、軌道投入に成功しました。 

この衛星に搭載されている2つのセンサーのうちの一つ、「TANSO-3」は温室効果ガスを監視する観測機器で、当社はその構成品である“フード”の開発を担当しました。 

この“フード”は「TANSO-3」への観測対象からの光以外をシャットアウトするためのもので、打上げに耐える構造設計に加え、光学設計を必要とします。 

当社が得意とするCFRP製品の構造設計・製造技術と光学設計パートナーとの共同作業でその要求に応え、宇宙製品特有の試験評価(振動試験、熱真空試験等)を含む開発の完遂は当社の新たな可能性を拓く取組みとなりました。 

スーパーレジン工業は、今後も最先端の複合材料技術を通じて、宇宙開発に貢献してまいります。