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アナザースカイ(三)

予想外の進化

当時の中国生活を楽しむ手段のもう一つはYouTubeだった。
そこで見つけた「中国語講座」。

中国に住む日本人の方の中国語講座がとてもわかりやすく、
色んなシチュエーションで使える中国語を解説していて、とても理解しやすかった。

その中国語講座のシリーズを見まくり、簡単な中国を少しずつ習得した。
さっそく覚えた中国語を実践で使おうと一人で飲食店を開拓したり、つたない中国語で予約をしてみたりと。
自分から話しかけると言う「チャレンジ」をやり始めてから中国語が一気に身近になった。

通じるって楽しい!

中国工場の品管部長と言う立場なので、当然部下は皆中国の方。
YouTubeの中国語講座で勉強を始めてから、覚えた単語を含めて部員とコミニュケーションしてみたところ、
一気に部員との距離が縮まった。

つたない中国語を一生懸命理解しようとしてくれたり、
話すスピードを遅くしてくれたり、
紙に書いてくれたりと受け入れてもらえた。

品管部のリーダーは英語も少し話せるので、
そのリーダーと話す時は分かる範囲で中国語、表現がわからない時は英語でコミュニケーションができた事で、
業務上での不都合を減らす事が出来た。

言葉が通じると生活も変化した

中国工場の有る「寧波」では空港、飲食店、スーパー等、どこへ行っても日本語は通じない。
それでも多少のコミュニケーションが出来るようになってから、
飲食店での注文やスーパーでの買い物の苦労は少なくなった。

長期滞在と言っても定期的に日本に一時帰国はしていたので、
何年も長期滞在されている駐在員の方よりは会話スキルは低いものの、
「何とかなる」と言う考えになってからはストレスも激減した。

週末には日本からの出張者に、寧波に来て良かったと喜んでもらいたい一心で飲食店巡りもした。
寧波料理は勿論の事、寧波の日本食店、海外のビールが飲めるビアバーなど、
1人で飲食店開拓を楽しんだ(笑)

※寧波の飲食事情はまた別の機会に。

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