当社の取り組み

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    スーパーレジン工業では、材料選定から繊維配向設計により、金属からCFRPに置き換える事でのメリットを提案します。装置を大型化する事によって装置の全体質量も増えますが、装置の部品を金属からCFRPに置き換える事で軽量化する事が可能になります。軽量化する事で装置の駆動系への負荷軽減や、装置が移動する際の精度向上が期待できます。 大型の生産設備を保有している事から、多くの産業機械向け製品に対応できます。φ3.5m×L6mの大型オートクレーブにて硬化させた部品は、門幅3.5m×テーブル長6mの大型マシニングセンタにて、高精度な加工まで一連の自社設備にて完結できます。CFRPは金属と素材は異なるものの高精度な平面度加工や、穴加工により金属で構成されていた従来の装置に対して同等もしくはそれ以上の精度で製造する事が可能となります。

当社の製品例

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    スーパーレジン工業では小型から大型の製造設備を保有している事により、産業機器向けに数多くの製品を提供しております。小型の半導体製造装置の部品から、大型のフラットパネルディスプレイの製造装置の部品まで、その製品に求められる精度要求を満足させる為に、設計から製造、評価まで一貫して対応します。

大型産業機器:CFRPへの置き換えで軽量化を実現

産業機器分野では、大型化が進む中で質量増が課題になります。特に大型産業機器を金属からCFRPに置き換える事で軽量化の効果が期待できます。
例えば、薄型ディスプレイの大型化に伴い、製造装置や搬送用アームなど、軽量で高剛性であることが求められ、高弾性ピッチ系炭素繊維を用いたCFRPの応用が進んでいます。
しかし、高精度が求められる装置では、軽量化だけでは目的を達成することはできません。高精度を達成させる為にはCFRPの特徴を適切に活用しなければなりません。
単純に形状だけCFRP化する事は容易ですが、最終的にCFRPの表面に求められる平面度の精度を達成させるには、構造体としての形状を作り上げる一つ一つの部材の強度や剛性を設計・解析により図面化し、成形・加工・接着組立と言ったプロセスまで作り上げる事により最終的な精度を達成することが必要です。

半導体実装装置:CFRPへの置き換えで高精度を実現

半導体実装装置に適用されたCFRP部品では、高弾性のピッチ系炭素繊維プリプレグを使用し成形・加工しております。
超高速性能が求められる装置へのCFRP適用は、単にCFRPで形状を作るだけでは性能を満足する事はできません。当社では、製品に求められる要求に対して複合材の設計・解析を適切に行い、それを元に5軸加工機などを使用して複雑で高精度な加工を行う事で実現させる事ができます。

産業機器関連製品のご相談

産業機器部品や部材をFRP(CFRP/GFRP)への置き換えなどに関するご相談を承っております。

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